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著者のかたが元自衛官のため、その経験からくる裏付けの元で書かれています。
実際に著者が触ったことのある銃と比較し、89式の素晴らしい点や駄目なところを的確に指摘しています。 前制式の64式小銃の構造的欠陥などについても語っていますが、なかなか面白いことが書いてあります。 銃そのものの批評のほかに、市場原理の働いていない兵器調達や平和ボケからくる運用上の問題など、銃の設計思想の背景を著者なりに考察しています。 64式小銃についての記述では、文脈に現場の人間としての心苦しさがにじみ出ています。 64式小銃そのものの批判ではなく、それを作った人たちを痛烈に批判しています。 「銃を全然わかっていない」と。 面白いのは射撃訓練の解説で、その様子が事細かに解説してあり、いかに自衛隊が(お金がないから)弾を撃てないのかわかります。これが第1章となりますが、読み手を引き込むのに十分なイントロです。 値段は少し高めですが、自衛隊の提灯記事みたいなものでは全くなく、値段の価値はあると思います。 (ちなみにこの本の内容をダイジェストにした感じの俗っぽいコンビニ本が出ていますが、それも同じ著者が書いていますので、それなりに面白いです。) 自衛隊 89式小銃 PR |
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