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【2026/06/15 22:16 】 |
新撰組顛末記 (新人物文庫) | 第一級の史料
一等史料・二等史料…

明治時代の歴史家、坪井久馬三が提唱した史料の6区分。坪井説によれば、

・一等=事件当時に当事者が作成したもの(日記・書簡の類)

・二等=事件から少し経ってから当事者が記したもの(手記の類)

・三等=一等と二等をつなぎ合わせて作成したもの(伝記の類)

・四等=信頼できる書籍や遺物(年代・作者が不明確なものも含む)

・五等=信頼のおける編纂書

・等外=それ以外のもの

であり、一等から四等が根本史料である。主に当事者性に着目した区分であるが、

明確でない点もある。機械的に史料を区分するだけでは意味がなく、

現在では余り使われない用語である。



第一級史料

正確な定義のある用語ではないが、歴史上の事件や人物、制度などを論じる上で

根本的あるいは重要と考えられる史料を指す。





以上、Wikipediaより抜粋であるが、本書は新撰組の隊士であった永倉新八が

小樽新聞の記者に語った、当時者による第一級の史料である。



本書の書き方は、幾分古さを感じさせるが、それは講談調の口調と重なって、

リズム感がありたいへん読み進みやすい。

ひとつの話の長さもだいたい四頁程度と読み易く丁度良い。



池田屋事件などは、当時者の目を通した現場がどうであったか…

たいへん生々しく興味深い。



浅田次郎氏の『壬生義士伝』の主役である吉村貫一郎についてもっと知りたかったが、

隊員の名簿のところに名前が出てくるだけであり、記述はなかった。



永倉新八翁はこの取材の後、一年半後に大正四年に75歳で亡くなられた。

まさに、歴史の証人として最後の仕事であった。

新撰組顛末記 (新人物文庫)
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【2010/10/05 11:07 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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