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この映画は、文芸作品なのか官能作品なのかポジションが良く理解できないでいる。
同様に、ドミニク・サンダとは、大女優なのか官能女優なのかも迷うところである。 また「愛の嵐」も撮ったカヴァーニという女流監督は、天才というのか鬼才なのか? 主人公ルー・サロメは、世紀末にヨーロッパの知性に影響を与えた実在の女性である。 この作品は事実にほぼ忠実に作られ、ニーチェやリルケといった彼女と深く親交の あった有名人も登場する。「善悪の彼岸」というタイトルもニーチェ作品の題名だ。 彼女の男女関係に対する考え方は、当時の一般的なモラルや一見自由に振舞うだけの インテリには手に負えず、彼らの狂気にも似た知性は引き出すものの、その嫉妬から やがて破滅に追い込んでいく。ルー、ドミニク、リリアーナ、かくも女性は恐ろしい。 ルー・サロメ -善悪の彼岸 ノーカット版- [DVD] PR |
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