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武蔵が人として完成しつつある気がして、なんだかつまらない。
武蔵から完全に毒気や覇気のようなものが抜けてしまった。 また、この巻では、柳生石舟斎と宝蔵院胤栄が死去してしまうのだが、石舟斎に対して胤栄の亡くなるまでの扱いが軽すぎる。 武蔵は石舟斎のことばかり思い出しているが、具体的に彼を育てたのは胤栄ではなかったか? 今回の目玉である伊藤一刀斎の扱いもイマイチ。ただの性格悪い馬鹿にしか見えない。 散々引っ張っておいて、こんなもん!?と思うぐらい、三剣豪の扱いが適当。 武蔵の引き立て役に成り下がってしまったような気がする。 最後、小次郎に会いに行くことを決意する武蔵で終わるのだが、そこに辿り着くまでの展開も強引だなぁ…。 作品全体は素晴らしいので、大好きであることに変わりないが、この巻に関しては無条件で高評価はつけられない。 もうすぐ発売になる33巻が楽しみだ。 バガボンド(32) (モーニングKC) PR |
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