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わたしが見たもうひとつの「ジェイン・エア」は1944年のオーソン・ウェルズのもの。どうしてもそれと比べてしまう。筋の変更や省略は映画ではよくあることで、しかしそれも程度問題だが、本作ではあまり気にならなかった。
オーソン・ウェルズのロチェスターにはなじめなくて、これは単に好みの問題だから、それは大きな声で言うことはないが、その分、ウィリアム・ハートが得をしたかな、とおもう。ただし、彼の疲れたような表情には、もの足りなさがのこった。 ジェインは1944年のジョーン・フォンティンの方がいい。本作のシャルロット・ゲンズブールは演技もさえないし、半開きの口には幻滅。 すばらしい場面があった。ジェインが仲良しのヘレンを絵に描くところ、逆光に映える赤毛は官能的な美にあふれている。とうてい子どもの仕草ではないと、おもった。 ジェイン・エア [DVD] PR |
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